高松です。
一部の〝できる〟経営者・起業家にとって
コーチ、セラピストの印象は
「特に自分には必要ない。」という素っ気ないものです。
もっと勘違いしている人たちは
「稼げない人達。」くらいに思っています。
ですが、
これはあくまでも一部の人たちの印象です。
本当に〝できる〟経営者・起業家は
コーチ、セラピストのサポートをとても重要視しています。
ここであなたは
「何が両者を分けているのか?」
と疑問に思ったかもしれません。
その疑問にお答えすると、
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〝成功の指標〟を多角化
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しているかです。
面白いことに、
自分を〝できる〟と勘違いしている人達は
成功の指標が数字一辺倒で1つ、2つしかありません。
つまり、単細胞です。
一方で、
本当に高い成果を出し続けている経営者・起業家は
成功の指標を数字以外にも複数持っています。
視野が広いからです。
単細胞な経営者・起業家に多く見られるのが
「年商」「利益率」だけを見て
成功を判断するケースです。
こういう人達は、経営者の集まりに出ると
自分と周囲の「年商」「利益率」を比べて
態度をガラリと変えます。
「俺はこれだけの年商をやっているから偉い」
とか
「年商が負けている自分は恥ずかしい」
という具合です。
ここで少し考えれば分かることですが、
「年商」や「利益率」だけを見ても
長続きする良いビジネスかは判断できません。
なぜなら、
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売上が創られるプロセス
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が見えないからです。
極端な話、
他人を騙して会社を乗っ取っても
年商や利益率を上げることはできます。
もうお分かりだと思いますが、
〝人の不幸の上に築き上げた成功は長続きしない〟
ことは論じるまでもありません。
売上、利益率だけを指標にしていると
どうしても目先のことしか見えなくなり
長期的には衰退するような決断をすることが増えます。
このように、目先の成果に目を奪われ
他人の不幸が売上や利益になるビジネスを
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〝破壊的なビジネス〟
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と言います。
破壊的なビジネスは、経営者・起業家本人だけでなく
本人の家族や社員、お客様まで不幸にしかねません。
そして、
人が不幸を感じているとき、
その人の脳の中で〝ファイトオアフライト反応〟
が起きています。
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〝ファイトオアフライト反応〟とは
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米国の生理学者でハーバード大学医学部教授の
ウォルター・B・キャノンが発見した反応です。
この反応が起きると
目の前で起きることに対して
戦うか、逃げるかという反応しかできなくなります。
例えば、
目の前の友人が笑顔で友好的に接してきても
「顔は笑っているが怒っているのでは?」
とか
「裏があるのではないか?」
などと悪い方へ勘ぐってしまいます。
このような反応ばかりしていては
人間関係が壊れていくのは火を見るより明らかです。
破壊的なビジネスを続けるほど
経営者や起業家本人とその周囲の人間関係が
貧しくなり不幸が蔓延していきます。
ここで大事なことは、
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成功指標に〝強みの発揮〟を加える
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ことです。
もう少し詳しくお伝えします。
個人でも会社でも、
強みを発揮できているとき
「自分を活かせている。」
「それが人の役にも立っている。」
という喜びと充実を感じます。
いわゆる、
内発的モチベーションの状態です。
すると、
「もっと高い成果を出すにはどうしたら良いだろう?」
と考えることが楽しくなり、
「早く次の朝が来ないかと待ち遠しく」なります。
このとき脳内ではセロトニンが放出されており
創造性が高まっています。
今まで思いつかなかったアイデアが浮かび
苦労しなくても売上がドン!と上がり易くなります。
このようなプロセスで数字が創られるビジネスを
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創造的なビジネス
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と言います。
実際に創造的なビジネスを構築し
世界的に有名になったのが〝ザッポス〟社です。
ザッポスはあのアマゾンが屈服した企業と言われ
創業10年で年商1,000億円を超えたモンスター企業です。
(詳しくは書籍「ザッポスの奇跡」(石塚しのぶ著、廣済堂出版)
を読まれると良いでしょう。)
ここで一つの疑問が浮かんだかもしれません。
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強みを発揮するにはどうしたら良いか?
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その答えはシンプルです。
上質なコーチ、セラピストを雇うことです。
ここであなたは
「コーチ、セラピストを雇わなくても
強みを分析して自覚すれば十分じゃないの?」
と思ったかもしれませんのでハッキリとお伝えします。
断言します。
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強みの分析と自覚ができたところで
ビジネスの現場では活かせない
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のです。
実際、ウェルスダイナミクスなどの診断ツールが
もてはやされていますが、
強みを現場で発揮できないと悩む人は多くいます。
その理由は明白です。
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脳の状態が良好でないと強みは発揮できない
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からです。
ここにビジネスにおけるコーチ、セラピストの存在意義の一つがあります。
質が高いコーチ、セラピストは心理的なアプローチで
ときには身体的なアプローチでクライアントの脳の状態を改善します。
脳の状態が改善すると、
セロトニンが出やすくなり強みを発揮しやすくなります。
すると、
たとえビジネス環境の変化が激しくても
その変化に適応できる可能性が高まります。
なお、成功する経営者・起業家の条件に
「直観が冴えていること」
「勝負のタイミングを逃さないこと」
という2つがしばしば言われますが、
この2つの条件の奥には
「脳の状態が良いこと」
という前提が隠れています。
ですから、
このことに何となく気がついている
一部の経営者・起業家は
コーチ、セラピストを重要視するのです。
P.S.
なお、たった2日間(10時間)で誰でも簡単に
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