高松です。
私たちコーチ、セラピストが
世の中に必要とされ続けるためには、
2つの成長課題を知っておく必要があります。
1つ目の成長課題は〝技術課題〟です。
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技術課題とは〝知識・スキルを向上させること〟
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です。
例えば、
・質問力を高めること
・リフレーミングなどNLPのスキルを習得すること
・代表的なスキーマを説明できるようになること
・ヒーリングエネルギーの伝授を受けること
・骨盤調整の技術を身につけること
…などです。
知識・スキルは終わりの無い世界でもあるため
多くのコーチ、セラピストが
技術課題への取り組みに偏り過ぎる傾向があります。
そして、
多くのコーチ、セラピストが
クライアントからのハイレベルな要求を
スキルの高さで応えようと考えがちです。
が、
それはあまり適切な解決方針ではありません。
なぜなら、
セッションの品質を決めるのは
知識・スキルの要素だけではなく
コーチ、セラピストとしての〝適応力〟
が半分以上の要素を締めるからです。
もうお分かりと思いますが、
2つめの成長課題がこの〝適応課題〟です。
〝適応課題〟とは、
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刻々と変化するセッション状況に合わせ
コーチ、クライアントが自らの視点や価値観を
柔軟に変化させること
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です。
この〝適応課題〟を放置して
スキルアップにいそしんでも、
「知識やスキルは増えたけど
成果の質はあまり変わっていない」
という現実に直面します。
ここであなたは、
「適応課題に取り組むとはどういうことか?」
とあまりピン!と来ていないかもしれません。
そこで、もう少し詳しく説明します。
私たちコーチ、セラピストが
状況に上手く適応できないとき
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〝反発モード〟
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という状態に入っています。
反発モードに入ると
脳が自分を守ろうとする反応をします。
例えば、
自分の価値観に固着したり
前例を重視した思考・行動をとります。
このような状態でセッションをすると、
クライアントからは
「人として扱われていない」とか
「わかってもらえない」
という印象を抱かれ易くなります。
ですから、
脳の反発モードを即座に解除して
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脳を〝適応モード〟にシフトする
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ことが最重要です。
脳の〝適応モード〟とは、
特定の価値観にこだわることなく
柔軟な思考・行動をとれる状態です。
この状態では、
クライアントが心を開きやすく
あなたに対し安心感すら感じるので
セッションの成果が高くなる傾向があります。
ここで本質を言うと
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〝適応モード〟へのシフトを
瞬時に行うスイッチをつくること
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が適応課題に取り組む目的です。
脳が適応モードにあるとき、
あなたの潜在能力が引き出されて
これまで身につけてきたスキルや知識を
最大限活かすことができるようになります。
その結果、
セッション品質が大幅に向上します。